簡単に可愛く♡ハーフアップアレンジのやり方5選
人気のヘアアレンジ、ハーフアップのやり方をトップスタイリストのJUNPEIさんに動画と写真で詳しく紹介してもらいます。10分以内で完成する簡単で大人可愛いハーフアップから、りぼん型、お団子アレンジまで。明日から真似したくなるスタイル、全5パターンです。
今回のインストラクター
美容師歴17年。Anphi矢向店の店長。複数店を経験し、Anphiの創業メンバーとして長年サロンを切り盛りする縁の下の力持ち。得意な施術はカラーとヘアアレンジ。個人発信にも力を入れ様々な取り組みを行う。
簡単シンプルハーフアップ
所要時間 | 約10分 |
---|---|
ピン | アメピン2本 |
ゴム | シリコンゴム1本 |
まずご紹介するのは、簡単にできるシンプルなハーフアップです。ちょっとしたお出かけなど、普段使いに◎
手順
毛を軽くつまむイメージで、少しずつ引き出してください。
結ぶ時は、髪を入れる方向を注意して下さい。まず上から入れて、次にサイド方向から入れて結んでいます。
毛先は毛束を細かく分け取って、束毎にコテで巻いていきます。そうすることで華やに仕上がりますよ。
動画でチェック
本当にものの8分くらいでできちゃいましたね!
くるりんぱを使ったハーフアップ
所要時間 | 約12分 |
---|---|
ピン | アメピン3本 |
ゴム | シリコンゴム3本 |
先ほどよりも、もう少し華やかにしたい方におすすめなのが、こちらのくるりんぱを使ったハーフアップです。両サイドをそれぞれ2回くるりんぱしているだけですので、慣れれば10分以内に仕上げられます!
手順
くるりんぱした箇所の髪の毛も、バランスを見て引き出しましょう。きちっとしすぎず、ほどよく崩すのがこのスタイルのポイントです。
くるりんぱだけで、こんな風に凝った感じのスタイルになるんですね!
動画でチェック
アレンジではゴムは全て隠すのが鉄則
ヘアアレンジの時、ゴムは全て髪の毛で隠すのが鉄則です!ゴムが見えたままと隠すのでは、おしゃれさが全く違いますよ!
簡単リボンハーフアップアレンジ
所要時間 | 約10分 |
---|---|
ピン | アメピン3本 |
ゴム | シリコンゴム2本 |
「今日はとにかく可愛く!」というティーン世代のお客様に人気なのがリボンハーフアップ。間違いなく主役になれるヘアスタイルです。
手順
アレンジスティックは1本持っておくと便利です。百円均一ショップで購入できます。
今回のスタイルの場合は、トップやリボン部分などの髪の表面の毛をあまり引き出さないようにしてください。
動画でチェック
お団子ハーフアップアレンジ
所要時間 | 約15分 |
---|---|
ピン | アメピン5本・Uピン5本 |
ゴム | 黒ゴム1本 |
続いて、お団子ハーフアップをご紹介します。今回は華やかに大きめなお団子にしました。お団子の大きさによってイメージは大分変りますので、なりたいイメージに合わせて、取る髪の毛の量を調整してくださいね。
手順
お団子の毛先はアメピンでトップに固定します。今回のように髪の毛が長い場合は、お団子の途中とちゅうでUピンでも固定しましょう。Uピンの挿す位置は、下の動画を参照して下さい。
今回はテールを三等分にしてお団子を作りました。髪のボリュームや、作りたいお団子の大きさに合わせて変えてください。
動画でチェック
ハーフアップのオーダー時、お客様は具体的なイメージはなく、「ハーフアップにして下さい。」とだけおっしゃる方が意外と多いです。
なので、スタイリストから提案できるように、いくつかパターンを覚えておくと便利。ゆるふわお団子も好評ですので、ぜひやってみて下さい。
お団子の位置が高めで、かつほどよく崩れているので、カジュアルな服装の方にも似合いそうですね。
ボリュームたっぷりもこもこハーフアップ
所要時間 | 約15分 |
---|---|
ピン | アメピン6本 |
ゴム | シリコンゴム1本 |
最後にご紹介するのは、ねじりを重ねて作るハーフアップです。サイドとバックサイドに分けて、ねじりを全部で4つ合わせることで、もこもこボリューミーなハーフアップになります。
手順
ベース巻きの際は、コテは26mmがおすすめです。
左バックサイド→右バックサイド→左サイド→右サイドと、左右交互に進めてください。
垂れている毛先を巻く際は、コテは32mmを使っています。
ベース巻きの時と毛先巻きの時でコテの太さを変えているのは、何か理由がありますか?
そうですね。基本的に、ヘアセットのベース巻きは26mmがおすすめです。
今回毛先を32mmにしたのは、毛先にかなり長さがあり26mmだと細かくなりすぎてしまうためです。お好みにもよりますが、巻く面が広いダウンスタイルの場合は32mmの方がほどよく仕上がりますよ。
動画でチェック
結婚式のお呼ばれにも良さそうなアレンジですね。
今回のヘアアレンジで使った道具
それでは最後に、今回のヘアアレンジでJUNPEIさんが使った道具をご紹介します。
クレイツ カールプロ SR 32mm
ハーフアップの毛先巻きの際には、クレイツのカールプロ32mmを使用しています。シニヨンなどのベース巻きする時は26mmを使っています。
フレックスドライ パドル ブラック
パドルブラシはWetBrushを使用。ブラシ面が大きく、たくさんの髪をキャッチしてくれるので、スピーディーに作業ができます。主にラフや崩しめのヘアアレンジをする時のブラッシングや、はじめにゴムで束ねる時に使っています。
プリンプ ファイナルコーム
コームはセット用のプリンプファイナルコームを使用しています。フィンガージャックが持ち易く、使い勝手が良いです。普通のリングコームよりはキメが細かめなので、巻いた後のコーミングの時に毛束がほど良くほどけてくれます。
ルベル トリエ スプレーLS6
トリエのLSスプレーはワックスタイプで、そこまで硬くしすぎずに、ほどよくキープしてくれます。毛流れや毛先の動きをキープしたい部分にスプレーしながら、手ぐしや指先で軽くカタチを整えます。コーミング時もあまり邪魔しません。
クフラ リッジカールスプレー
カールがかかりにくい髪を巻く前に使うのがこのクフラのリッジカールスプレー。吹きかけてから巻くと、コテの熱から髪を守り、カールをしっかりキープしてくれます。
ヘアゴム&ヘアピン
今回使ったヘアゴム、ヘアピンはこちら。写真左から、シリコンゴム、黒ゴム、ネジピン(Uピン大)、アメピンです。
アレンジスティック
ゴム隠しで何度も使用していたのがこちらのアレンジスティック。「くるりんぱスティック」とも言います。ネットはもちろん、100円均一ショップでも手に入りますよ。
今回はハーフアップのさまざまなアレンジ方法を紹介しましたが、やってみたいスタイルは見つかりましたか?ぜひ、動画や写真を参考に、ご自身でチャレンジしてみて下さい!
JUNPEIさんのヘアアレンジのやり方講座は、ポニーテールやシニヨンなど、他にもありますので、そちらも合わせてご覧ください。