【動画&写真で分かる】ボブアレンジの作り方4選を徹底解説!

更新日:2024/02/12
美容室社長中村英二

ヘアアレンジを得意とするトップスタイリストのJUNPEIさんに、おすすめのボブアレンジ4種類の作り方を動画と写真で詳しく解説してもらいます。

ピンいらずのねじりハーフアップや、結婚式のお呼ばれに使えるきちんとシニヨン、華やかな高めの散らしアレンジまで。ボブのヘアアレンジに迷ったらぜひご覧ください。

今回のインストラクター

Anphi矢向店 JUNPEI店長

美容師歴17年。Anphi矢向店の店長。複数店を経験し、Anphiの創業メンバーとして長年サロンを切り盛りする縁の下の力持ち。得意な施術はカラーとヘアアレンジ。個人発信にも力を入れ様々な取り組みを行う。

ピンいらず!ボブのねじりハーフアップ

所要時間 約20分
ゴム シリコンゴム6本

最初にご紹介するのは、ボブスタイルで作るねじり編みのハーフアップです。ピンは使わずにゴムだけで完成します!

手順

表面を波ウェーブでベース巻きします トップを真ん中で結びます トップの髪の毛をつまむように少し引き出しておきます サイドは上下2分割にし、まず上段をねじり編みして、真ん中あたりでゴムで結びましょう 続いて下段もねじり編みして、真ん中あたりでゴムで結びます サイドの髪のねじり編みを左右交互に4回終えた状態がこちら
ねじり編みを全部まとめてゴムで結び、ゴム隠しをします 毛先をストレートアイロンで波ウェーブに巻いて下さい。コテでもOKです 結んだ毛も巻き直しておきましょう 全体のバランスを見ながら、髪の毛を少しずつ引き出します ボブのねじり編みハーフアップの完成です!

ゴム隠しは100円均一でも売っている、アレンジスティックが便利ですよ!

動画でチェック

この動画ではベース巻きを全て流すと長いので、バック、右バックサイド、右サイドだけ映していますが、実際には反対側の左バックサイド、左サイドも巻いています。

ピンが必要ないスタイルだから、ピニングに苦手意識がある方でも取り組み易いですね。

ボブのアップスタイルなら!ねじりシニヨン

所要時間 約25分
ピン アメピン13本
ゴム シリコンゴム1本

2つ目にご紹介するのは、ねじり編みでつくるボブシニヨン。「結婚式にお呼ばれされたから、ボブでもしっかりアップにしたい!」というお客様に人気のスタイルです。

手順

コテを使ってベースを波ウェーブで巻きます トップをゴムで結びましょう サイドは上下に2分割します。まずは上段をねじり編みしながら中央へ持っていき、❷のゴムを超えたところでピニング 下段も同じように、ねじり編みしてピニングします

❸と❹は上段左→上段右→下段左→下段右のように、左右交互に行いましょう。

みつえりも上下2分割にします。先ほど同様まずは上段を捻りながらピニングして下さい 続いて下段も捻りながらピニング。左右交互に行いましょう バランスを見て引き出します。引き出しすぎない様に注意して下さい ボブのねじりシニヨンの完成です!

ピニングする前に、髪の毛を引き出してほどよく崩して下さい。

動画でチェック

ピニングする前に髪を引き出して

今っぽいシニヨンにするには、髪の毛の”引き出し具合”が重要ポイント。毛を軽くつまむイメージで少しずつ引き出して下さい。こうすることで適度なゆるさが生まれ、おしゃれに仕上がります。

三つ編みボブシニヨン

所要時間 約25分
ピン アメピン14本
ゴム シリコンゴム3本

続いてご紹介するスタイルは、三つ編みと編み込みで作るボブシニヨン。コテやアイロンでベース巻きをする必要がないので、その分時短になります。

手順

トップの髪の毛を表編み込みで盆のくぼ辺りまで編みます 軽く毛を引き出してから、ゴムで結びましょう バックサイドとサイドを2つに分け、まずバックサイドを表編み込みして、❷のゴムを超えた先でピニング 続いてサイドも表編み込みして、同様にピニング。ここまでで計5つの表編み込みが出来ました

ボブアレンジで髪の毛を引き出す時は、引き出し過ぎに注意して下さいね。

残ったネープは真ん中から二つに分けて三つ編みし、毛先はゴムで留めます ❺の三つ編みを上に捻りながら折りたたんでピニング バランスを見て引き出します 出てしまったおくれ毛は無理にしまおうとせず、アイロンでカールさせておくと◎

三つ編みを2つ、編み込みを5つ作っています。

動画でチェック

高めの散らしアレンジ

所要時間 約30分
ピン アメピン18本
ゴム シリコンゴム1本

最後にご紹介するのは、高めの散らしボブアレンジ。こちらはボブでアップスタイルを希望の方でかつ「ボリューム感を出したい!」「華やかにしたい!」というお客様向けのスタイルです。

手順

ベースをホットカーラーで巻きます トップからイヤーツーイヤーで分けて、襟足とヘムラインを残した馬蹄形で分け取り、ゴムで結びましょう 結んだ毛を捻りながらゴムに巻き付けて、ピンで留めます
ヘムラインを斜めに二等分し、まず下の段を真ん中に向かって捻り上げてピニング 続いて、上の段も真ん中に向かって捻り上げてピニングします

左右交互に進めていきましょう。

サイドも同様に捻って真ん中へ持っていき、ピンで留めます トップは左右に二等分にします。左は右側へピニング お互いがクロスする様に左は右側になるようにピニングして下さい

前髪は、トップの毛を捻る前に、こめかみ辺りを一束(大体15本くらい)を垂らしておきましょう。

ベースのアレンジが完成しました。ここから仕上げに入ります 残った毛先は根本に逆毛を立ててボリュームを出していきます 毛先の先はまとめてピニングをして動かない様にしましょう ボブスタイルでつくる高めのちらしアレンジの完成です

逆毛を立てる時は、毛流れを作りながらバランスみて逆毛を入れていって下さいね。

動画でチェック

この高めの散らしアレンジは、今回のボブアレンジの中で一番ピンを多く使っています。ピンの位置や挿し方は動画でチェックしてみて下さい!

今回のヘアアレンジで使った道具

最後に今回のヘアアレンジで使った道具をご紹介します。

ADST Premium DS ストレートアイロン

アドストのストレートアイロンは、アイロン表面の特殊加工でダメージを限りなく少なく抑えながらも、プレートの2本の溝によるアイロン使用時の毛髪からの水蒸気を効率的に利用する『蒸らし効果』で短時間でしっかり伸ばせす。

プリンプ ファイナルコーム

コームはセット用のプリンプファイナルコームを使用しています。フィンガージャックが持ち易く、使い勝手が良いです。普通のリングコームよりはキメが細かめで、巻いた後のコーミングの時に毛束がほど良くほどけてくれます。

アレンジスティック

ボブハーフアップのゴム隠しで使ったのがこちらのアレンジスティック。「くるりんぱスティック」とも言いますね。

アレンジスティックは1つ持っておくと便利です。ネットはもちろん100円均一のダイソーでも手に入りますよ。

純平さん、解説をありがとうございました!皆さんもぜひ動画や写真を参考に、ご自身でもチャレンジしてみて下さいね!

この記事を書いた人

中村英二

神奈川・東京に大型美容室Anphiを複数店舗展開する会社、株式会社イーグラント・コーポレーションの社長。「美容師ファースト」を掲げ、日々より良いサロン創りに奮闘中!

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